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- レビトラについて
レビトラ錠は1日1回、24時間以上あけて服用ください。
レビトラ錠は性行為の約1時間前に服用してください。用量については、医師にご相談ください。レビトラ錠には5mg、10mg、20mgの3種類の錠剤があり、1回に服用できる量は医師に指示された用量までです。特に高齢の方や肝臓の悪い方は、医師の指示を守って服用してください。
※指示された用量で作用が得られない、あるいは副作用のため服用できない場合には、医師又は薬剤師にご相談ください。
硝酸剤の治療を受けている方は服用しないでください。
心臓病の薬としてよく用いられるニトログリセリンなどの硝酸剤を使用中の方はレビトラ錠を決して服用しないでください。急激に血圧が下降し、場合によっては死に至るおそれがあります。硝酸剤には飲み薬だけではなく、舌下錠、貼り薬、吸入薬、注射、塗り薬、スプレーなどもあります。あなたがお使いのお薬に硝酸剤が含まれていないかどうか確認するために、医師又は薬剤師にご相談ください。
※性行為は心臓に負担をかけます。無理をしないようにしましょう。
もし、レビトラ錠服用後に狭心症の発作が起きた時は。
狭心症の発作が起きた場合は、その場で安静にし、直ちにかかりつけの医師に連絡してください。発作の治療にあたる医師にはレビトラ錠を「服用している」ことと、「服用した時刻」を伝える必要があります。
今までに狭心症と診断されたことがない方でも、性行為中に狭心症の発作を起こす場合があります。
一般に、狭心症などの発作の治療には硝酸剤がよく使われますが、レビトラ錠を服用している場合は、血圧を下げる働きが増強し、急激な血圧の下降を起こすおそれがあります。発作の治療に硝酸剤が使えない場合、他の治療薬を使用しなければならないため、硝酸剤と同じ作用が得られないことがあります。
※発作時にはご自身でそのことを伝えることができない場合が十分考えられます。あらかじめパートナーあるいはご家族の方にレビトラ錠を服用していることを伝えておき、「レビトラ錠を服用していること」が医師に伝わるようにしてください。
レビトラ錠を服用できない方。
- レビトラ錠を服用して過敏症(アレルギー)を起こしたことのある方
- 心血管系障害などにより医師から性行為が不適当だと診断された方
- 先天的に不整脈がある方、現在、抗不整脈薬を使用中の方
- 最近6カ月以内に脳梗塞・脳出血や心筋梗塞を起こしたことのある方
- 重い肝障害のある方
- 血液透析が必要な腎障害のある方
- 低血圧(安静時収縮期血圧<90mmHg)又は治療による管理がなされていない高血圧(安静時収縮期血圧>170mmHg又は安静時拡張期血圧>100mmHg)
- 不安定狭心症のある方
- 抗ウイルス薬(HIV治療薬)、抗真菌薬(外用除く)を使用中の方
- 網膜色素変性症(進行性の夜盲)の方
※現在使用されてるお薬によって、レビトラ錠を服用できないケースがあります。
詳しくは、こちらより参照できます。(外部サイト:独立行政法人医薬品医療機器総合機構)
疑問などを持たれた場合には、医師・または薬剤師にご相談ください。
ご自身の判断で用いたり、中止したり、医薬品の用法・用量を変えたりすると危険な場合があります。ご注意ください。
次に当てはまる方は、医師にご相談ください。
- 肝臓の病気
- 血液の病気(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病)
- 血が止まりにくい病気
- 胃・十二指腸潰瘍
- 陰茎に病気または奇形のある方
- PDES阻害薬または他の勃起不全治療薬・勃起補助器具を使用している方や手術を受けたことのある方
※レビトラ錠とα遮断薬(排尿障害や高血圧の治療薬)とを一緒に服用することで、「めまい」「立ちくらみ」などが起こるおそれがあります。高所での作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する時は十分ご注意ください。
レビトラ錠を服用した後に、気を付けていただきたいこと。
「顔がほてる」「頭痛」「消化不良」「はきけ」「鼻づまり」「動悸」「物が青く見えたり、まぶしく見える」などの副作用があらわれることがあります。
なお、勃起の持続によって陰茎が損傷し、勃起機能を永続的に失うことがありますので、レビトラ錠服用後、4時間以上勃起が持続する場合は、すぐに医師の診察を受けてください。
その他
- レビトラ錠には性行為感染症を防ぐ作用はありません。
- レビトラ錠は催淫剤や性欲増進剤ではありません。
- レビトラ錠を他の人に譲らないでください。
レビトラ錠は勃起を助けるお薬です。
正常な勃起に、性的な興奮が脳から陰茎海綿体に伝わった結果、陰茎の血管が大きく拡がり、血液が流れ込んで勃起が起こります。レビトラ錠は、何らかの原因で拡がりにくくなった陰茎の血管を拡がりやすくし、血液の流れを改善して、勃起を助ける働きがあります。
- 不安や緊張のため十分な作用が現れない場合があります。あきらめずに何回か服用してみてください。
- 何回か服用しても作用が感じられない場合は、医師にご相談ください。レビトラ錠には5mg、10mg、20mgの3用量があり、医師の判断で高用量を服用することも可能です。
- レビトラ錠は性的な興奮を高める催淫剤ではありません。レビトラ錠を服用しても性的な刺激がなければ、勃起は起こりません。
- 性的な刺激が加わると、自然な勃起と変わらぬ作用を発揮します。
- 性的興奮が治まると、自然に勃起も治まります。
レビトラ錠服用のタイミングについて。
レビトラ錠は標準的な食事(※)では影響を受けません。ただし、脂の多い食事や多量の飲酒は作用を弱める場合がありますのでご注意ください。
(※)総エネルギーに占める脂肪の割合が約30%
<参考>日本人男性の平均脂質摂取量は総エネルギー量の24.5%です。(平成14年国民栄養調査より)
個人輸入のレビトラに注意!
インターネットなどで海外から医薬品を個人輸入する場合、その品質は保証されておらず、偽造医薬品の可能性があります。偽造されるレビトラ錠は有効成分が含まれていなかったり不衛生な環境で製造されて不純物混入の可能性もあるのでご注意ください。
レビトラ錠の作用をより高めるために
- ◆性行為の約1時間前に薬を服用しましたか?
- レビトラ錠の作用を十分に得るためには性行為1時間前の服用をお勧めします。作用発現時間は体調や個人により差があります。
- ◆性的な刺激はありましたか?
- レビトラ錠には性欲を高める作用はなく、服用しただけでは勃起しません。性的な刺激を受けて初めて勃起が起こります。レビトラ錠は勃起が起こるのを助ける薬です。
- ◆お酒や食事をとりすぎていませんか?
- 脂の多い食事や多量の飲酒後の服用は作用を弱めることがありますのでご注意ください。気になる方は食事の1時間前の服用をお勧めします。作用は服用後およそ8時間継続します。
- ◆Try again!
- 初めてレビトラ錠を服用する場合、不安や緊張のため十分な作用が現れないことがあります。あきらめないで何回か服用してみてください。